『てっぺんの向こうにあなたがいる』東京国際映画祭オープニング作品に決定!

©2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会
9月8日(月)

10月27日(月)~11月5日(水)に開催いたします第38回東京国際映画祭のオープニング作品が決定した。

今年のオープニング作品は『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10/31(金)公開、監督:阪本順治)。本作は、女性として世界で初めてエベレスト登頂を果たした登山家・田部井淳子氏の半生を、壮大なスケールと圧倒的な感動で描くヒューマンドラマ。

1975年5月16日、日本時間16時30分。田部井淳子は女性として初めて世界最高峰エベレストの登頂に成功した。本作は、その歴史的快挙を含む田部井氏の挑戦と軌跡を、原案となった著書『人生、山あり“時々”谷あり』をもとに映画化したも。
監督は数々の名作を世に送り出してきた阪本順治。彼にとって31本目の長編劇場作品となり、渾身の力で人間の強さと優しさを描き出した。脚本は坂口理子、音楽は安川午朗が担当。主演には日本映画界を代表する吉永小百合を迎え、田部井氏の生き様を圧倒的な存在感で体現している。
日本映画の新たな可能性を示すエンターテインメント大作として、映画祭の幕開けを飾るにふさわしい作品となっている。

■阪本順治監督コメント
オープニング上映と聞き、大変嬉しく思います。映画を作る工程、作業の形態が様変わりしても、大きなスクリーンと繊細な音設計で観客の皆さんに楽しんでもらえるその喜びは、アナログの時代から変わりません。ましてや、時代を越えてスターであり続ける吉永小百合さんの存在は、いつだって私たちの宝です。どうか、皆さま、劇場へお越しくださいませ!!

■東京国際映画祭プログラミング・ディレクター市山尚三コメント
実在の女性登山家とその家族を描いた『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、主役を演じられた吉永小百合さんの圧倒的な存在感と、阪本順治監督の的確な演出とで、今年の日本映画を代表する感動作となりました。世界の観客もまた、この映画に感動してくれると確信しています。この素晴らしい作品で東京国際映画祭を開幕できることを光栄に思います。

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作品紹介

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