月明りのように優しい旋律で包み込む!『平場の月』星野源書き下ろし「いきどまり」が主題歌に決定!

©2025映画「平場の月」製作委員会
9月8日(月)

2018年の刊行以来、発行部数20万部を突破し、第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみによる小説の映画化『平場の月』の主題歌が、星野源のよる書き下ろし曲「いきどまり」に決定した。

中学時代の同級生が時を経て再会。お互い独り身となり、様々な人生経験を積んだ二人が意気投合し、離れていた歳月を埋め、心を通わせていくストーリー。「こんな“大人の恋愛小説”は読んだことがない!」と多くの話題を呼び、発売当初から映像化権をめぐり30社以上からのオファーを経て、満を持して映画化が実現した。


2010年にアルバム「ばかのうた」でソロデビューしたのち、「SUN」、社会現象となった「恋」、「不思議」、「創造」、「喜劇」など数々のヒット曲を生み出し続け、世代やジャンルを超えて多くの人々を魅了し続ける音楽家・星野源。この度、星野源が新たに書き下ろした「いきどまり」が『平場の月』の主題歌に決定しました。まるで降りそそぐ月明かりのように紡がれるピアノの旋律と儚げな歌声は、聴く人の心にやさしく響き、ささやかな希望の余韻を残す、星野源の新境地ともいえる楽曲になっています。本作の主題歌を担当するにあたり星野源は「いただいた脚本を読み、ピアノをぽろぽろと鳴らしながら作曲していきました。最近私は自身を焼き付けるような楽曲を書いてきましたが、この新曲「いきどまり」は自身を歌ったものではなく、歌の中に物語があり、それが一人称で語られる楽曲です。」とコメント。


主演の堺は今回の楽曲について「曲を聴きながら、井川遥さん演じる須藤と過ごしたいろいろなシーンを思い出しました。映画の世界を、月光にも似た淡く優しい光で照らしてくれるような曲ですね。星野さんが言葉にしてくださったフレーズのおかげで、物語をより理解できた気がします。」と語ります。さらに、かねてより星野源のファンであったという土井監督からは「(主題歌となる楽曲は)愚かしくも愛おしい人間の営みへの眼差しがあって、シニカルなのに温かく、諦念の中にささやかな希望を忘れていない。この曲をもって完結することができる「平場の月」はなんと幸福な映画だろう。」とコメントを寄せた。


さらに星野源が歌う主題歌「いきどまり」をのせた最新予告映像も解禁。最新予告では、地元に戻って平穏に生活する青砥と須藤が再会し、共に過ごす何気ない穏やかな時間の中で、“なんかちょうどいい”距離へと徐々に関係を深めていく様子が映し出される。視線や仕草のひとつひとつにお互いへの特別な感情をにじませる二人。中学時代と現在の姿が折り重なるように描かれ、あの頃と今が静かに呼応する。

『平場の月』最新予告映像

「私は青砥が一緒にいたいと思うようなやつじゃない」と気持ちを吐露する須藤。「俺はお前と一緒に生きていきたい」とまっすぐに訴える青砥。星野源が歌う主題歌「いきどまり」が、交差する青砥と須藤の想いをより鮮明に浮かび上がらせ、優しい光で包み込みながらささやかな希望をもたらす。そして、ナレーションは中学時代の須藤を演じた一色香澄が担当。初挑戦でありながら、可憐で繊細な表現を見事に魅せて、本作の温もりを際立たせる。

11月14日(金)全国東宝系ロードショー

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作品紹介

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